Grad School協働大学院について

分野長挨拶

スポーツウエルネス学学位プログラム
スポーツウエルネスマネジメント分野長(協働大学院方式)
久野 譜也

スポーツ、ウエルネス、健幸都市づくり分野でのイノベーション人材を育成します!

トップスポーツのマネジメント、スポーツによる地域活性、そしてこのまちに住むと自然と健幸になるまちづくりを推進できるプロジェクトマネージャーの育成に寄与できるエリート*教育を推進するために、我が国では本学のみが唯一実施している協働大学院方式(産官学のコンソーシアムが実際に教育を推進する)によるリスキリング・リカレント教育プログラムがいよいよ2025年4月にスタートします。そして、そのための第1期生の入試が本年9月に予定されています。

これまで我々は20年間スポーツウエルネス領域のリカレント教育を行ってきましたが、どうしてもアカデミアのみの教育体制であると、グローバルにおいて熾烈な競争をしている企業や各種スポーツ団体及びそれらの構成員のニーズに必ずしも十分に応えきれていないことが本分野の準備のための調査でも明らかとなっています。しかしながら、大学の専任教員のみではそのニーズに応えられる多様な教員を確保することは教員定員の壁もあるため現実的には困難でした。

しかしながら、この協働大学院では産官学のコンソーシアムを構成し、それぞれの会員から、本学教員の兼務もしくは授業を担当してもらえる人材を出してもらい、アカデミアに所属する教員のみでは不十分な領域を補うことが出来る体制を構築することが出来ました。
それゆえ、本分野に所属した院生は、スポーツ、ウエルネス、まちづくりにおける日本のトップの教員陣から、直接的に授業や修士論文指導を受けることが出来ます。繰り返しになりますが、このような教育体制は現状本学のみでしか採用されておらず、ここでしか受けられないというアドバンテージを我々は入学生に対して提供できると強く自負しております。

ぜひ、日本が抱える社会課題、1)地域活性(格差の是正)、2)少子化対策、3)超高齢社会、等における各種社会課題の解決力を身につけられる本分を持ち、挑戦されることを期待します。

*エリート=難度の高い社会課題に対して、解決策を企画し、それを解決できるプロジェクトを推進し、成果を出せる人材を指す