会長挨拶

2024年2月14日に、12の企業、2つのスポーツ関連団体、および筑波大学、計15の機関によりスポーツ・ウエルネス都市創生コンソーシアムが設立されました。

我が国の少子・高齢化の進展に伴い、様々な社会課題の解決が多くの分野で求められております。しかしながら、これらの課題解決ができる高度人材が不足しており、その育成が必要とされています。

そのような中、私達ビジネス側の人間は、大学などの高度教育機関の活用に正直なところ躊躇をしておりました。
それはアカデミアの皆さんの人材育成は研究者の養成が中心となっており、企業側が求めている人材育成とは乖離している部分があると感じていたからです。

ところが、今回の構想をお聞きしたときに、社会人教育のカリキュラムなどの育成プランにおきましても、コンソーシアムを構成する企業や団体が直接関与できるとのことで、非常に先進的な制度であり、このような仕組みであれば我々が求めている人材育成が可能になるのではないかと感じました。

多分、今回参加された各企業・団体の皆様も同様の感想を持たれたのではないかと思います。是非、本コンソーシアム ウェブサイトをご覧の皆様におきましても、我々の日本のリカレント教育のイノベーションがこれからスタートするとご認識頂き、是非今後ともこの取り組みを追いかけていただければと思います。

何卒よろしくお願い申し上げます。